建築用エッチングガラス専門・(有)グラスギルド
制作ブログ彫り師の独り言
グラスギルド代表 ガラス彫刻家 枋木秀行の作品 HP
日本ガラス工芸協会 HP
TEL: 0467-28-3777
色被せガラスとは、ガラス素地に異った色のガラスを被せた、複数の層からなるガラスです。江戸切子や薩摩切子もこの被せグラスを使って加工します。色被せガラスの表面を、砂を吹き付け、少しづつ削り取ることで、色の違う層を露出させ、模様をえ描くサンドブラスト技法で、丁寧に彫刻してゆきます。表面のガラスの微妙な削り具合で、立体感や陰影といった様々な表情を表現します。
トヨタのクルーザーの新型モデル発表のイベントで記念品として、当工房の色被せグラスを採用していただきました。
デニム生地にサンドブラスト技法で砂を吹き付け表面の色をとばし模様をえ描きます。ジーンズのダメージ加工と同じ方法ですが、絵画的にする場合は、砂を当てる圧力を変えながらの繊細な作業となります。